一般的な入院手続きや入院中の大まかな流れ

ある元看護師の方からのお話を紹介しています。

 今回は「入院」に関して、入院する前準備や段取りについてまとめています。

目次

入院することになった。どうしよう。

 入院が決まると、看護師より各病院の入院概要パンフレットの説明を受けます。

 入院日時の確認、入院中に必要な物品、入院日数の目安といった内容です。

入院までにこれは準備しましょう

  • 入院に必要な物品(下着、箸やスプーン、洗面道具など)の準備
  • お薬とお薬手帳
  • 職場への連絡と仕事の調整
  • 入院当日、誰が病院まで送迎してくれるか確認

入院費用について

 病気が分かってからでは生命・医療保険に入ることは難しいため、想定外の入院費用についてはすでに入っている保険をのちのち請求されることになります。また手続きの際には医師による記載が必要であるため、入院中あるいは退院後に手続き書類等作成し提出することが一般的です。

 突然入院しなければならなくなった場合、費用について心配でしょう。

しかしながら入院直前でできることはありません。やはり健康なうちに生命・医療保険の見直しが必要です。

入院日当日以降

 病院からの指定がなければ午前10~11時に手続きを済ませていただくことが多いです。

その際、入院受付窓口で入院申込書を提出します。

 入院中、急変やご家族を含めての病状説明などが考えられますので、必ず1つ以上は緊急連絡先の記載が必要です。また、入院治療費のお支払いがご本人様では困難な場合もあり、保証人をつけることが必要となります。

この入院申込書には入院されるご本人の氏名や住所だけでなく、緊急連絡先や入院費の支払いがご本人では不可能な場合の保証人欄もありますので、原則すべて記入する必要があります。

受付を終えたら・・・

 受付を済ませたら、指定された病棟へむかいます。簡単に看護師から病棟内の案内、消灯時間や面会時間といった病院の規則の説明を受け、その後は担当看護師により、基礎疾患や普段の生活リズムなどの問診、必要な方には採血やレントゲンが行われることがあります。病院によって様々ですが、現在服用されているお薬、お薬手帳をお持ちいただく場合もあります。

このように当日は手続きやご案内、各種基礎検査があり少し忙しくなります。

その後・・・

 その後は入院内容によって異なりますが、予定されていた手術や検査を受けていき、順調な経過をたどれば入院前に説明されていた通りの日数で退院をむかえることになります。

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