遺品整理のススメ

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整理する前に

 整理する前にまずは、全体の整理プランを立てましょう。掃除ならば奥から初めて入り口の方へゴミを移動していけば効率的です。しかしながら遺品というのは、捨てるものもあれば残しておくもの、例えば飾っておくもの、売るもの、兄弟に譲るものなど一時的であっても「かたす」ことができない場合が多いです。

 そのため、整理の手順をあらかじめ決めておく必要があります。

さっそく整理をはじめよう

その1:大きなスペースの確保

 冒頭に申し上げた通り、掃除とは違い残しておかなければならないものが多くあります。そのためにまずはリビング等の大きなスペースを確保しましょう。戸建てにお住いの方は、庭先に整理する場所を確保することもできますが、お家丸ごと遺品整理をするとなると日をまたぐことは当然に考えられます。なるべく屋内で、整理しやすい場所を確保しましょう。

その2:遺品の仕分け

 大きなスペースが確保できたら、早速仕分け作業に入ります。その際にアドバイスとしては、なるべく大きなものから取り掛かりましょう。細々したものは後からでも取り組めますが、重作業はなかなか根気が必要です。大変なものほど始めにやってしまうことをオススメします。また、部屋ごとに行うこともポイントです。こちらも精神的な問題ですが、バラバラとやりやすいところから手をつけてしますと、ゴールが見えずやる気がなくなってしまいます。部屋ごとにスッキリさせましょう。一部屋が片付くと。ここはリサイクルのものをまとめておく部屋だとか、その部屋を整理場所の一つとして使用することができるので、より効率的です。

その3:買取業者

 仕分けが完了したら、買取できるものは買取業者に頼みましょう。ここでの注意点は、一括で買取を行ってくれる会社は、要注意です。買取できる品物の種類や数が少ない場合には、一つ一つの専門の買取業者に問い合わせるのは面倒であるため、一括査定してくれる業者は効果的でしょう。

 しかしながらせっかくの高価なものも二束三文でまとめて取引されてしまう危険性もあります。そうならないためにも、必ず鑑定士のいる業者に依頼をしましょう。価値がわからないものには必ず査定が必要です。

その4:処分

 売れない。残ってしまった遺品もあるでしょう。ゴミとして出す場合には市町村で取り決められている方法に従い、処分しましょう。しかしながらゴミとして出すのは故人に申し訳ないと思う遺品があれば、遺品供養や寄付に出すこともできます。

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